キャッシュレス決済サービスの熾烈な還元バトルに、いまや利用者も混乱する事態。大々的なプロモーションの裏に隠れる落とし穴には注意すべきことがたくさんあるんです。
キャッシュレス決済の還元が憎い
『100億円還元キャンペーン』。
『50%ポイント還元キャンペーン』。
『毎週10億円還元キャンペーン』・・・。
有名企業各社が参入するキャッシュレス決済サービス。先進国に遅れを取る日本のキャッシュレス決済をメジャーにするため、各企業が「あっ!」と驚く還元キャンペーンで利用者を増やそうと奔走しています。
youtubeやテレビCMで嫌というほど何度も何度もキャンペーンの広告を目にしますよね。
「オォ!めっちゃお得やん!」とその時は大興奮するんですが、ふと我に帰った時、「なんでこんな振り回されてんだろ。」って思う時があります。
気付いたらキャッシュレス決済アプリが3つも4つもあって、キャンペーンごとや店舗ごとに決済アプリを使い分けている自分が恥ずかしくなる時も・・・w
還元キャンペーンの深い闇
今回は、自分が今まで利用してきた還元キャンペーンの経験をもとに、還元キャンペーンの闇や落とし穴などを紹介します。本当にガチで、マジで気をつけて欲しいことをまとめました。
今後あなたが利用するにあたって、少しでも参考になればいいなと思います。
キャンペーン期間に気を付けろ
大きなフォントサイズに気を取られ、還元額だけに目がいってしまい、ついつい忘れがちな『キャンペーン期間』。
場合によっては、「○月○日まで」と書いてあっても、じつは「○月○日20時まで」とか、細かい終了時間まで設定されていることも。
このせいで、せっかくの還元チャンスを逃すことがあるため、本当にこういうところは気をつけてください。
還元額の上限に気をつけろ
「期間中、50%還元します!」「20%還元します!」という文字だけをみて、ひたすら買い続けてしまう人が騙されるのが、『還元上限』です。
ほぼ全ての還元キャンペーンには還元ポイントの上限が設定されています。ほんと、キャンペーンの参加前に、還元上限はよく見てください。見るべきです。
あるキャンペーンでは、「1ヶ月間のキャンペーン期間中、20%還元しますよー!」って言っておきながら、還元上限はたったの500ポイントとか。「何それ、1回の買い物で上限いくやん」って言いたくなるけど、マジでそういうのあるんですよ。
さらにここも注意して欲しいんですが、
「期間中の還元上限は2,000ポイント、1回の買い物あたりの還元上限は500ポイント」
みたいな但し書きのあるキャンペーンね。
これも、PayPayの初代100億円キャンペーンによって生まれた規制ルールなんだろうな。
『最大』に気をつけろ
「50%ポイント還元!」とか、広告の数字だけに目がいってしまって、実際にはその還元が受け取れないケースです。その数字の近くに小さな字で「最大」って書かれていたら注意。
条件を満たすことで、初めてその最大の還元%の恩恵を受けられますよ〜〜ってやつ。条件を満たしていない場合は、数%の還元だけとかザラです。
楽天市場のお買い物マラソンは、キャンペーン名からある程度イメージがつくんですケドネ。何度もやってるからルールを理解している人も多いだろうし。
でも単発のキャンペーンの場合、キャンペーン概要をしっかり読んで初めて理解できることがあるので注意しましょう。
エントリーに気をつけろ
「要エントリー」と書かれているキャンペーンは、そのキャンペーンにエントリーをして初めてポイント還元という恩恵を受けることができます。
これはね、はっきり言うけど楽天やドコモが圧倒的に多いです。
(ってか正直、エントリー漏れで恩恵受けれない人が怒って会社に文句言っても、会社側は「要エントリーですから」って言って言い逃れできる。会社は支出が減るからエントリー制にしちゃえ!っていう考えがあるんじゃないのかなーって思ってしまう。「なぜエントリー制なの?」って質問されたときは、「統計をとって今後のキャンペーンに活かすためです」とか言い訳できるやん?)
エントリーが必要なキャンペーンは必ずエントリーしてくださいね。後から文句言っても「ときすでに遅し」かも。
対象店舗に気をつけろ
還元キャンペーンには、対象店舗限定の還元キャンペーンもあります。
コンビニ限定●●%還元!とか、ドラッグストア限定●●%還元!とか、ネットショッピング限定●●%還元!というキャンペーンはよく見ますね。
どのお店でもOK!というわけではないので、参加するときはこういうとこも注意しましょう。
期間限定ポイントに気をつけろ
「どこどこの店舗で○○payで決済すると○%還元します!
還元上限は2,000ポイント(期間限定ポイント)」
みたいな書き方のキャンペーンをよく見ます。これは、還元はしますが付与するポイントの種別は期間限定ポイントですよー。通常のポイントよりも失効するのが早いですよー!早く使わないとダメですよーっていうポイントです。
例で言うと、ドコモのdポイントは「期間・用途限定ポイント」という名称です。こういった類のポイントって、キャンペーンごとに期限が異なります。キャンペーン詳細に書かれているのでこういうところもしっかりチェックしましょう。
(あと、ドコモのスマホ契約をしている人に伝えたいのですが、dポイントは携帯料金に充当することができるんですけど、期間・用途限定ポイントはそもそも携帯料金には充てられないので気をつけましょう。携帯料金に充てられるのは、通常ポイントのみです。)
また、全てのキャンペーンに言えますが、還元ポイントの付与タイミングというのがキャンペーンごとに全て異なります。支払い直後に付与されるものもあれば、支払い完了して1ヶ月後に付与という場合もあります!
さいごに
いろいろ気をつけて欲しいところをピックアップしてお伝えしました。「そんなことわかってるよ!」って思われるかもしれませんが・・・。
とにかく!
新たなキャンペーンが登場したとき、同じタイトルのキャンペーンが再び登場したとしても、各キャンペーンごとに、概要は隅の隅までしっかりと読み込んでおきましょう!
まとめです。
✅ キャンペーン期間に気を付けろ
✅ 還元額の上限に気をつけろ
✅ 『最大』に気をつけろ
✅ エントリーに気をつけろ
✅ 対象店舗に気をつけろ
✅ 期間限定ポイントに気をつけろ
✅ 還元額の上限に気をつけろ
✅ 『最大』に気をつけろ
✅ エントリーに気をつけろ
✅ 対象店舗に気をつけろ
✅ 期間限定ポイントに気をつけろ
以上、注意しながら、いっぱいいっぱい還元を受け取って、お得なキャッシュレス決済生活を送りたいですね!
ドコモは還元キャンペーンめっちゃ多いからお得ですよー。後LINEpayが最近元気ないけどどうした。頑張れ。
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