目次
1.食生活の節約
2.日常生活の節約
3.オランダ人が節約する理由
4.さいごに
食生活の節約
オランダ人は「食事とは味わうものではなく、空腹を満たすもの」と考えています。質よりも量を優先しているという感じでしょうか。
フランス人は「食べるために生きる」と言われるが、オランダ人は「生きるために食べる」と言われるほどですから、ここからも食事に対する思い入れはそれほど大きくないと考えられます。
例えば、朝はパンにバター、ジャム、チーズやハムを載せてオープンサンドにして食べます。ポイントはハムやチーズは一緒に乗せないこと。一枚ずつとって別々にパンに乗せることでおかずを節約できるからなんだとか。
ちなみに朝ごはんも昼ごはんも食べなくたって平気だそうです。
夜は、唯一の温かい食事ができる貴重な時間。かと思いきや、じゃがいもに、温野菜とお肉もしくはお魚だけという食事。肉や魚の煮汁をじゃがいもにかけて食べるほど。オランダ人はじゃがいもが大好きなんだそうです。
家に来客がきたときでもオランダ人はクッキーを1枚しかださないそうです。しかも客が一枚たべると、クッキーを箱ごとしまってしまいます。2枚目を食べられないように。
なんといってもオランダ人は make dutch(わりかん) dutch auction(切り下がり式オークション:競争させて値段をやすくさせていくというやりかた) という言葉の語源にもなっているくらいお金にシビアな国民です。
日本人は何人かで居酒屋などに行った時は、「割り勘」にすることが多いが、オランダ人は一切「割り勘」はしません。オランダ人は自分が好きなものを注文し、その代金を自分で払います。
あと、お皿は洗ったら流さないでそのまま拭くという節約っぷり。
日常生活の節約
服装はパリやミラノに比べれば地味で、一般的にお洒落な服装や派手な服装を好まず、上質のものを長く着ることを好む傾向があると言われています。
子どものズボンの膝はすぐ抜けるので、それをあてがうのは後ろのポケットだと。
靴下は穴が空いても見えないから履くそうです。さすがですね。
プレゼントは気に入らない時はレシートをもらい好きな品と交換しちゃうそうですよw
昼間は、電気をつけないのは当たり前なんだとか。
夜の方が電気代が安いから、昼間に洗濯してると旦那さんに怒られるんだそうです。
トイレットペーパーは、50センチも使わないそうですよ。平均30センチという結果もあります。
オランダが自転車大国なのは、土地が平坦で自転車道が整備されていること以外に、節約精神も大きく影響しているのではないかという意見もあります。
オランダ人は世界一平均身長が高く、子供の数も多い。しかし、燃費と駐車場代節約のためコンパクトなワゴン車に乗っているんだそうです。
オランダ人が節約する理由
でも節約した分は家族と一緒にバカンスで使うそうです。
オランダ人は平均、年に3回バカンスに行くそうです。そして、全収入の約11%をバカンスに使うという調査結果があります。
「住」に対する比重が大きく、特に家具に対してはお金を使うと言われ、ある統計ではオランダ人の家具に対する出費はイギリス人の二倍のあるんだとか。
オランダ人がお金を使うのは寄付をする時で、寄付が回って来れば、惜し目もなく寄付をします。
ケチな国民だと思われているオランダ人だが,海外で津波や地震災害が起こったら、どこの国より先に、そして多くの寄付が寄せられるのでも有名です。
さいごに
こうやって調べてみるとオランダ人の節約っぷりは意図的というか、先祖から受け継がれているからそれが日常というか。節約の浸透度の高さが伺えます。
日本人はどうでしょう。本気になればいくらでも節約できそうですねw
PR
0 件のコメント:
コメントを投稿