目次
1.つけっぱなしのほうが電気代が安くなる理由
2.こまめに消すと電気代が高くなる理由
3.風量を「自動」にすると電気代がもっと安くなる
4.風向きは「水平」にすると電気代がもっと安くなる
5.すだれや遮光カーテンを使って直射日光を防ぐと電気代がもっと安くなる
6.設定温度を28度にすると電気代がもっと安くなる
7.扇風機を併用すると電気代がもっと安くなる
8.室外機に日を当てないと電気代がもっと安くなる
9.エアコンは朝から使うと電気代がもっと安くなる
10.さいごに
つけっぱなしのほうが電気代が安くなる理由
いまでもお母さんに言われます。
「エアコンは使わないときはこまめに消してね!」
この、こまめに消すという作業。運転時間を減らすことで電気代を節約できるかと思いきや、実は逆なのです。
エアコンは運転をかけ始めた際に、実際のお部屋の温度と設定温度との温度差をなるべく早く埋めるために、フル回転します。
最近のエアコンは、稼働していても部屋の温度変化がなければほとんど電力を消費しません。
こまめに消すと電気代が高くなる理由
エアコンは、室温と設定温度の温度差が大きいほど運転負荷がかかり、電力消費を押し上げます。
こまめにエアコンを消したりつけたりすると、そのたびにエアコンは設定温度にするためにフル稼働しなければいけません。
それならばつけっぱなしにしておいた方がエアコンがフル稼働している時間が短いので省エネになる場合がほとんどです。
風量を「自動」にすると電気代がもっと安くなる
運転モードは「自動」にするのが一番おトクです。弱でもなく、もちろん強でもなく、「自動」です。
節電のためには「弱」や「微風」にしておく方が効果的……と思う人もいるかもしれませんが、弱い設定だと部屋を冷やすまでに時間がかかってしまい、かえって電力を消費してしまいます。
「自動」にしておくと、部屋の温度が設定温度になるまで冷やすために、エアコンが最も効率的な運転をするのです。
風向きは「水平」にすると電気代がもっと安くなる
夏の冷房では風向きは上向きの水平運転がもっとも効率的です。
冷たい空気は下に溜まる性質がありますので、下に向けてしまうと足元だけが冷えてしまう結果になってしまいます。
エアコンの風を上に流すようにすると、冷たい空気がうまく部屋全体に循環します。
すだれや遮光カーテンを使って直射日光を防ぐと電気代がもっと安くなる
直射日光が入ってくると室温がグングン上がるので、その分エアコンもパワーを使ってしまいます。
そこでオススメなのがよしずやすだれを使うことです。
これは窓の外で日光を遮ってくれるので、カーテンを閉めるよりも断然室温が上がりにくくなります。
設定温度を28度にすると電気代がもっと安くなる
設定温度を1度下げると電気代は10%上がると言われています。
夏の冷房で理想なのは、28度というのはよく聞く話ですが電気代だけではなくカラダのことを考えても理想な温度になっています。
外気との温度差が6度~8度以上になるとカラダの不調で頭痛などの症状がでてしまいます。
扇風機を併用すると電気代がもっと安くなる
扇風機も一緒に使えば体感温度がグンと下がるので、エアコンの設定温度を1度上げても涼しく過ごすことができます。
そうなるともちろん電気代も抑えることができて、エアコンを1度あげて扇風機を使うと9%の省エネ効果があるようです。
扇風機の風はそのまま身体に浴びても良いですが、上に向けて空気を循環させてもかなりの効果が得られます。
室外機に日を当てないと電気代がもっと安くなる
エアコンの室外機に日を当ててしまうと温度が上がってしまいます。
室外機の温度が高くなると熱の排出がうまくいかないため、消費電力が増えてしまうのです。
室外機によしずなどで日よけを作ると温度が上がりすぎることを防げます。
エアコンは朝から使うと電気代がもっと安くなる
ちょっと暑いくらいならエアコンはガマン、お昼すぎのうだるような暑さで耐えられなくなったらようやくスイッチオン。節約家の模範のような態度ですが、残念ながら逆効果です。
一番暑い時間帯は電力消費のピークとなるため、電気代の高いピーク時使用電力を押し上げるという結果になってしまいます。
さいごに
冷房を使う夏と、暖房を使う冬は電気代が春と秋に比べて1.5倍以上変わってきます。
少しでも節約できるように、できることから実践していきましょう。
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